何かしらの係の人が
Atocha駅?
(なぜそんな簡単なことを聞くんだ的顔)
そこの出口から出て、渡ってまっすぐ。
どれくらいかかるの?
すぐ。
その不親切な説明はなんだ!愛想が悪いわけではなかったけど、第3、第4スケット人には認定せず。
とりあえずいくつかある出口の中から、「そこの出口」を出た。
〈渡るのは正面で、そしてまっすぐ〉と私は解釈していた。しかし横断歩道は出て左。
「渡る」の表現は何かしら道を横断して向こう側に「渡る」か、横断歩道を「渡る」と想像した。
となると、「渡ってまっすぐ」とは、渡った方向でまっすぐでいいのか?一気に嫌な予感。こんな夜中にスーツケースを持って迷いたくない。
絶対誰かに聞きたい。
そこに、第3、第4スケット人候補現れる。向こうから候補者がいっぱい渡ってくる。その中から素敵な年配のご夫婦をチョイス。
ホテルメディオディアに行きたいんだけど、、、
あー、それなら簡単。この横断歩道を渡って右に行くとあるよ。
左手にあるんですか?
いやいや、正面に見えるからすぐ分かるよ。
よかった。信用できるスケット人をチョイスした私に乾杯。
言われた通りに横断歩道を渡って右を向くと、大きくMEDIODÍA!!!
やったぁ!ゴールは近い。
本当に5分くらいの距離でした。何と言っても目標物が見えてるので、進む足も軽やか。
そして、とうとうホテルへ。
来るのにいっぱい間違えて、遅くなってすみませんと言うと、
地下鉄は時間が掛かるからバスが便利と教えて貰った。夜はアトーチャ駅までは来てないけど、歩いて10分のところに停まるらしい。
その作戦、早く教えて!というわけで次回はバスに挑戦してみます。
このシリーズは完